ご挨拶

小川 久雄

ようこそ熊本大学キャンパスミュージアムへ

長い歴史と伝統を誇る熊本大学は、緑豊かなキャンパス内に、五高記念館をはじめとする4つの国指定重要文化財の建造物があり、また、公益財団法人永青文庫からの寄託資料で肥後熊本藩主ゆかりの細川家文書(一部)や所蔵資料の阿蘇家文書も国指定重要文化財であり、これらの貴重な資料も教育・研究等に積極的に活用しています。

さらには、世界的細菌学者である北里柴三郎なども輩出し、常に時代に先駆けてきた肥後医育の伝統と歴史を紹介する肥後医育ミュージアムや多彩な薬用植物や希少植物を守り育てる薬用植物園も有する熊薬ミュージアムなど多様なミュージアムがあります。

熊本大学の中期的ビジョンである「熊本大学イニシアティブ2030」にもキャンパスミュージアム構想を掲げ、教育と研究の推進に積極的に活かすとともに、地域や海外にも広く公開・発信し、交流を深めることにより教育や文化の発展に貢献して参りたいと考えています。

多くの皆様にお越しいただき、学び、楽しみ、語り合えるキャンパスミュージアムを推進して参ります。ぜひ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

熊本大学長 小川 久雄