ようこそ熊本大学キャンパスミュージアムへ
熊本大学は長い歴史と伝統を誇り、緑豊かなキャンパスには五高記念館(旧第五高等中学校本館)をはじめとする4棟の国指定重要文化財建造物が保存されています。また、公益財団法人永青文庫から寄託された肥後熊本藩主ゆかりの細川家文書の一部や、本学所蔵の阿蘇家文書も国の重要文化財に指定されており、貴重な歴史資料として教育・研究に活用しています。
とりわけ、1889年竣工の赤レンガ造りの五高記念館は、現存する旧制高等学校の校舎として日本有数の歴史的建造物で、本学の学術的遺産を象徴する存在です。明治期には夏目漱石やラフカディオ・ハーン(小泉八雲)などの文豪が第五高等学校で教鞭を執っており、同館は彼らゆかりの地として文化的価値も一層高まっています。
本学では、こうした文化財や歴史資料を教育・研究に活用するとともに、地域社会や国内外に向けて広く公開・発信し、交流を深めることで教育や文化の発展に貢献して参りたいと考えています。
本学キャンパスミュージアムへぜひ足をお運びいただき、歴史と文化に触れながら学び、楽しみ、語り合っていただければ幸いです。今後とも皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。